今日は父の日ですね。

特にこれと言って何もないのですが・・・
今日は父とあれこれ話していて、震災当日の話になり
父と兄が避難する時の様子をいろいろ聞くことができました。


聞いた話は、自分自身も避難する事態になったときに参考になりそうな気がしましたので
記録しておきたいと思いました。


地震があった時、介護担当の方が「はやぐ逃げでー」と家に駆けつけてくれた。
そのとき、既に周りに人がいなかったのだとか。
その時点で既に出遅れていたらしい。

そしてサンダルを長靴に履き替え
プロパンガスの栓を閉め
自転車に乗って
やっと避難を開始したとのこと

避難は駅前交差点から国道45号線を北上し、北浜町の高台にある親類宅へ

国道45号線では、車が渋滞していたそうで
役場方面から出てきた車もいたとか
(役場方面から国道45号線に出るのは海側に向かっていることになります)

渋滞していた車は役場や南小学校に向かっている訳ではないようで
北へ向かっていたようだったそうです。
中央町から北浜町にかかるあたり(たぶん佐忠スタンドあたりだと思われます)
で渋滞が解消して、車がビュンビュン飛ばしていったそうです。

程なく父は親類宅へ向かう上り坂にさしかかり、叔母が自転車を持って
父をあげてくれたとのこと。
その直後に第2波が堤防を乗り越えてきたのだそうです。

本当に間一髪だったようです。


当日、私は山田町に向かっていました。
たまたま盛岡を出発するのが遅れたので到着しませんでしたが、到着していたら
車で避難してはいけないとわかっていても、車を出していたかもしれません。

やっぱり車で避難してはいけないんですね。