長崎に行きました。

電器のササキの看板が見えたからです。
おやじさんが、父の同級生です。
いまは足が悪いそうで、商売から引退しているそうです・・・

せっかく来たので、寄っていこうと思った次第です。
様子を聞いて、親父にも知らせてあげようと思いました。

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息子さんがいらっしゃいました。
ど~も、東京屋でーす。と入っていったら驚いておられました。

お父さんはどうだったの~~?
 (やはりご存じなく気にされていたそうです)
自転車で北浜まで逃げて無事でした。いま盛岡にいるんですよ~
という会話からはじまり

そして震災当日の様子を教えてくれました。
あの日は、足の悪いお父さんがいらっしゃるので、避難は無理
店舗兼住宅の3階にお父さんをおぶって上がったそうです。

津波は、1階店舗の天井付近まで押し寄せてきたとのこと。

↓このスピーカーも波をかぶり
CIMG7056

↓この線が津波の跡だそうです。
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地図では、この辺
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・・・ここにまで天井にとどくほどの波が来たと言うことです!!


津波がひいた後、目の前の道路はガレキだらけ、歩くのは困難な状態だったそうです。


そして今度は火災発生。一晩燃え続けたその火の手は、どんどんご自宅に迫ってきたのだそうです。
さらにプロパンガスボンベの爆発も多数あり、それはもう凄かったと。
朝方には、もう目の前まで迫ってきて、いよいよお父さんを背負ってガレキの中を逃げなければならない。
そう思ったそうです。

しかし、なんとか火災は目前で止まったんだそうです。
津波そして爆発をともなう火災に、もうどうなるのかわからない状況。
もの凄い恐怖だったんだと思います。

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赤丸で囲っているのが、「電器のササキ」さん
青い線のあたりまで、火の手が迫ってきたのだそうです。


それで、やっとわかりました。
長崎道路の右側と左側で、ずいぶん違うなという気はしていたんです。
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長崎から山田駅方面の写真。
この一帯が火災で焼失したのだそうです。
写真に写ってませんが、左側は家・商店が建ち並んでいます。




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