3/11 山田に向かう時、宮古の従兄弟を拾って行きました。

宮古から山田に向かう45号線。
雪が降っていました。

従兄弟が言うには

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一年前のあの日も 夜になって、こんな雪が降ってきた。
寒かったなぁ~

避難先の体育館
 最初は何もなかった
 そのうち電気ストーブが2台設置されたが、全然暖まらない
 2時間ほどして毛布も支給されたが全員には行き渡らなかった
 夜8時頃おにぎりの配給があった
 おにぎりも全員にはいきわたらなかった
 おばあちゃんがいるので、おばあちゃんの分は確保しなければならなかった
 配給があると聞けばなりふり構わず走っていって列に並んだ
 おばあちゃんは薬飲まなきゃならないからね

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 と・・・

やっぱり大変だったんだな。

そういえば「薬」・・・
宮古のおばちゃんは薬を持ってから避難したのだとか。
父は、真っ先に薬が無い!薬を持ってこなかったと言っていました。
(その後、老眼鏡・入れ歯がないとなるが、それよりも薬が重要だったということか)
他にも何人からか同じ話しを聞いていました。

薬が無い!!って

血圧を下げたりする処方薬だと思います。
老人にとっては生命線なんですね。

父の薬のことで岩手県災害対策本部にかけ合ったことがあります。
現地で生存していることがわかったが、薬がない。
供給できないか?
薬の名前は、これとあれとそれと(かかりつけ医に教えてもらった薬の名前を読み上げる)

しばらく後に折り返しあった回答は、
自衛隊に確認した。
その薬は処方薬なので、自衛隊から供給できない。
一番いいのは本人を病院へ連れて行ってもらうことだ。


じゃあ盛岡に連れてきて病院に行きます!
ということで、盛岡川目に設置されていた検問の通行許可をもらったのでした。


今できることとすれば
非常時に持ち出すモノの中にも薬を入れておく・・・かな?
そうそう、入れ歯もだ!



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