なんかふと思い出したので記事にします。

山田だけなのか、下閉伊郡でそうなのか、はたまた三陸でそうなのかわかりません。


あれは、同い年の従兄弟が結婚したばかりの時でした。
私が東京の会社に勤めていたときです。同い年の従兄弟も東京にいました。

母方の祖母が危篤となりまして
山田へ帰省。
従兄弟も嫁さん連れて山田へ帰省。

まもなく祖母が亡くなりまして・・・

そういえば、あのときの親父は凄かったな。
その昔家計が厳しかったころ、親父は家を出て釜石の寺に住み込み小坊主をして家計を助けたと聞いたことがあります。そこから高校に通い寺の手伝いをしながら卒業したのだと。
なので、葬祭のことは詳しい
葬儀の段取りを仕切りテキパキと指示。葬儀屋に行ってこい!とかアレ買ってこいとか言われ親父のパシリとして走り回った記憶があります。

そのときの一幕です。

従兄弟の嫁さんの、まーちゃん(仮称)
まーちゃんは東京人。

お嫁さんとしは、ガッツリ稼がなければなりません。
「手伝います!何をすればいいですかっ!」ということでがんばっていましたが・・・・

「みつとしく~ん!教えて~~!」
困った顔して訪ねられました。
「おぼんこ」って何~~~~!?

え?
「あぁ~~~!それはお盆のことッスよ~~!」

(これが「おぼんこ」です)
CIMG8107



どうも、おばさま方から、「まーちゃん!おぼんこもってきてー!」って言われたらしいんです。



そうなんですよね。
物体の名称に「こ」がつくんです。


あめっこ、おぼんこ、おづけっこ(みそ汁=おみおつけ=おずげ)、茶碗こ、お菓子っこetc.

ただ、全部が全部、「こ」がつくわけでもないのですよね。

魚の名前には「こ」が付かないと思った。


我々以外は、
「こ」が付属することで、何を差しているのかわからなくなる
ということもわかりました。そこでう~ん我々特有なのかと認識する訳です。


まー、そうこうしているうちに、笑ったのが、同い年の従兄弟の妹が、「まーちゃん、こっち来て!山田弁おしえっから!」と葬儀準備でみながバタバタしている隅で、山田弁講座を繰り広げていたことですね。

いきなり、「かまり」から教えていましたから
香りのカプチーノって書いてある缶コーヒーを持って、「かまりのカプチーノ」ほら言ってみて!だって(笑)

まー、それはさておき・・・

~~っこ

こをつける習慣。
う~ん、岩手内陸でも言うかな?


あ、思そうだい出した。こんな言い回しもある。

いいかまりっこがすったがねぇ~(いい匂いがしますね)

「かまりっこ」です。







        ★   ★   ★
ランキングに参加しています。
(ただいま岩手部門9位/東北部門27位
クジラをクリックすると現在の順位が見られます。そして10ポイントが投票されるので、管理人が泣いて喜びマス!
↓↓↓
人気ブログランキングへ