つられて買った、この本

その時、ラジオだけが聴こえていた [ 荒蝦夷 ]
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つったのはこの人(笑)
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岩手どうでしょう?

時間がなくて、ちら読みしかしてませんが、うるうるしてきます。

IBCアナウンサーの苦悩、葛藤が読み取れます。
冷静にしっかりと情報を伝えていたかと思いきや内情は大変だったんだなぁ。
本当に頭がさがります。

当時を振り返ると、IBCラジオだけが頼りだった。

  • 宮古までたどりついたものの、まったく訳がわからなかったあの時。
  • もの凄く揺れているが、震源地もわからず。止まっている信号。
  • 電光掲示板には大津波警報の文字。
  • 津波が来ていると叫んですっ飛んでいく消防車。
  • これ以上先にいってはいけないと交通規制をかける警察。

電話もダメ、携帯のWebもダメ。
一人車でうろうろ・・孤独な中、聞けるのはカーラジオだけ

山田町に入ることができず、まっくらな道路を盛岡に戻る車の中

ラジオから沿岸各地の状況が伝えられる

被害はジンダイです。
町はカイメツ状態です。

甚大? 壊滅?

ひとで、ブツブツいいながら
「またまた~」
「そんなことないでしょー」



情報を受け入れたくなかった

山田町に残る親兄弟の顔が浮かぶ


壊滅って・・・・そんな


アナウンサーの方々も、この現状を放送しなければならない苦悩が。
読んでいるうちに当時のことが思い出された。


盛岡に戻ってからは

  • とにかく親兄弟、そして親戚の安否。
テレビの映像は、どんなにすごい津波だったかを流している。
この町でこれぐらいの津波なら、うちの実家は絶対ダメだ。

  • 絶望

その中、ラジオから避難所にいる人の名前が読み上げられる。
次は山田町です・・・
聞く耳にスイッチがはいる。

親兄弟の名前は呼ばれないか・・・・呼ばれて欲しい。

次は○○町です。

なかった。

そんな繰り返しの数日間だった。


結局、あのとき安否情報が早かったのはIBC。
ラジオ放送での読み上げと、ホームページの掲載。

岩手県庁に行っても、最新情報はIBCのホームページの印刷物だったほど。

本でも、そのことが書いてある。
やっぱりいち早く生存者情報を取り上げたのだそうだ。


新幹線での移動時間にでも、じっくりと読んでこよう。





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