小手というと、

相手に一番近いので叩かれやすいし、ぶつかりやすいです。
なので、叩かれてもぶつかっても痛くないのが一番の条件ですね。

痛くないようにするためには、固くするとか厚くするとか

でも、剣道具を装着している部分の中で、一番動きがある部分
動きを妨げない為には、柔らかいほうがいい

そして量だとなお良い

訳です。


しかし、今回おすすめの「心」は、さらに機能性を高めるために形状にこだわっていました


いままでの記事では、この手首の形状についてレビューしました。

   レビュー記事:小手買ちゃった~ミツボシ応じ小手「心」シリーズ


 向かって右が 応じ小手「心」シリーズA-30005  
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この形状は、構えたときや打突の時の「正しい手首の形」になってます。
通常ですと、小手の形状に逆らって、手首の形を整えたりします。
 レビュー記事:小手買ちゃった~ミツボシ応じ小手「心」シリーズ参照 



実はもう一つ、機能性の工夫を発見しました。


それは、手の内の形状です。

従来の小手
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ミツボシ応じ小手
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手の形に合っているのがわかりますね。
竹刀を握る形
★写真撮影の為、親指はずらしています
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写真ではいまいちよくわかりませんが、従来の小手だと、小手の形状に逆らうことになります。
ミツボシの応じ小手逆らわずに自然とその形になります

この小手の「応じ」とは、応じ技がしやすいような機能性の向上にこだっていること。

私のオススメする、この小手のメリットは、
  • 基本通りの正しい手首・手の内の形状になっている。
  • この特性を利用して手首、手の内の矯正ができる。
です。

ちょっと躊躇しちゃうのは、やはりお値段でしょうか。
  • 純国産品ですから。


最初から、いいなこれーと思っていましたが、
お値段をみてう~ん
でも、物は試しだ!とエイっと購入



買ってよかったと思っています。
この小手のおかげで、自分が思っていたより、手の内が出来てないのがわかりました。

気づいただけで、大変な収穫です!


手の内を意識して、この小手をはめてみれば判るんじゃなかろかと思います。

この小手のラインナップですが
昨日の記事(ミツボシ応じ小手「心」A-30032)に掲載した、こちら
★A-30032(5mm・紺奴・手の内ミクロパンチ)★


手の内がミクロパンチで、革が薄くてやわらかく馴染みやすいと思います。
扱い易く、すぐに手に馴染むのは、こちらだと思います。



私が購入したのは、
★A-30005(5mm・総合成革・手の内クスベ)★


↓総合成革↓
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A-30032より、堅めですが、私みたいに手の内を矯正したい人には、こちらがオススメです。









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ミツボシ応じ小手のカテゴリを参照